今月の株式投資は、中国企業への投資を新たにチャレンジしました!
長期的には米国株式市場の成長を信じているものの、PERなどの指標を見ても歴史的に割高になっています。
もちろん金融緩和の影響でバブル相場的に割高感無視で上昇していく可能性もありますが、割高な株を多く抱えると将来的なリターンが目減りしてしまうため不安が残ります。
そこで今月は新たな投資先として中国株を選びました。投資先地域や通貨の分散という意味でも魅力的なのかなぁと思います。
中国株の魅力
世界の企業時価総額で見ても中国企業が徐々にランキング上位に入ってきています。中国企業は国の方針で強力に後押しされるため、儲かっている企業はとんでもない成長を見せます。
1位 アップル
2位 サウジアラムコ
3位 マイクロソフト
4位 アマゾンドットコム
5位 アルファベット
6位 フェイスブック
7位 アリババグループ(中国)
8位 テンセント(中国)
9位 バークシャーハサウェイ
10位 ジョンソンエンドジョンソン
それもまだ中国企業は成長の入口に入ったばかりだと思っています。今までの米国企業がそうであったようにこれから中国のIT企業が驚異的な成長を見せ、時価総額ランキングを塗り替えてくると予想します。
中国企業を調べているとAIや最新のテクノロジーをどんどん取り入れていて、将来性を考えると投資しておくべきだと思いました。
↓中国のネット通販「JD.com」の倉庫
中国株に投資するなら今がチャンスだと思う理由
現在アメリカと中国の間では貿易摩擦など様々な部分で米中対立が繰り広げられています。
米国による中国企業の締め出しや、TikTokの問題など今年も色々と話題になりました。
こうした中でみんなが中国株を避けていて、企業の実力の割に割安になっているんじゃないかと思います。
リスクがあるほど得られるリターンは大きくなります。日本でも最近米国株が流行りだしていて、投資する方が多くなっていますが、10年前はほとんど認知度が無く本屋でも米国株に関しての本はとても少なかったです。
成長しているのにまだ注目されていない中国株にチャンスがあると考えました。
最初の中国株投資先はアリババに決定
中国でもGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)のように巨大IT企業が力を持っていて、様々な企業を買収しており大企業の割に高成長率を誇っています。
中国は政策でこれらの巨大IT企業を後押しして、技術の発展を目指している面もあり有名企業の株を持っていれば安心かなと思いました。米国株でもそうですが、わざわざハイリスクハイリターンを狙って小型株に投資しなくても、有名企業が安定して高成長を続ける傾向があります。今後も強い者がより強くなっていく仕組みは変わらないと思います。
そこで候補に上がってくるのが
・アリババグループ
・テンセント
・JDドットコム
・美団
あたりだと思います。
中でもアリババはネット通販で莫大な利益を出していて、今後クラウド事業も黒字になり利益が出てくれば株価が何倍にもなると思いました。
今米国のアマゾンが躍進していますが、アマゾンはネット通販よりもクラウド事業が営業利益の半分以上を占めています。
中国のクラウドシェアではアリババが1位を占めているので、今後黒字化によって利益が出てくればとんでもない額の利益になると思います。
中国株の購入方法
中国株はどの証券会社で購入できるのでしょうか?意外にも有名どころの証券会社で普通に購入できます。
SBI証券や楽天証券、マネックス証券などで購入可能です。
取り扱い銘柄数などに違いはありますが有名な中国企業に投資する分には特に変わらないと思います。
米国市場、香港市場のどっちで買うか
中国株は中国本土の市場のA株・B株、香港市場のH株や米国市場のADRなど市場が分かれていて、それぞれ取引単位や取引通貨が違います。
A株やB株の説明を始めてしまうと長くなってしまうので割愛します。
アリババは香港市場(H株)と米国市場(ADR)に上場していてどちらからでも購入することができます。もちろん先ほど言ったSBI証券・楽天証券・マネックス証券でもどちらも取り扱っています。
香港市場の中国株(H株)
外国人投資家に向けて開かれた市場です。取引通貨は香港ドルです。
取引時間は時差があるものの日本に近いため、日本の昼間に取引され、日中に売買できます。
売買単位が最低100株〜なのでまとまったお金が必要なのが難点です。
例)今は1香港ドル=約13円なので香港に上場しているアリババ(09988)は255香港ドルのため、255×100株=25500香港ドル=約33万1500円が最低購入価格になります。
(2020年12月17日現在)
米国市場の中国株(ADR)
米国市場に上場している中国企業に投資できます。取引通貨は米ドルです。
売買単位がないので、1株から購入できるのが良い点です。
例)今は1米ドル=約103円なのでアリババ(BABA)は261ドルのため、261ドル=約2万6883円が最低購入価格になります。
(2020年12月17日現在)
現在米中対立によって中国企業の締め出しが米国によって繰り広げられています。
ルールに従わない中国企業を上場廃止にする流れも出てきました。そうした中でアリババほどの巨大企業が米国市場から上場廃止になることは無いと思いますが(世界経済への影響がでかすぎる)、私たちは万が一を考え香港市場での購入を決めました。
資産の通貨を米ドルと日本円だけでなく、香港ドルに分散できる点もリスク回避になると考えました。
中国株の書籍
まだまだ日本では中国株をやっている人が少ないのか中国株に関しての本がとても少ないです。
中国株について調べようと思って本屋に行ったら全然無くて驚きました。
そんな中、参考にできた本として中国二季報があります。毎年夏秋号と春号の年2回出版されているようです。企業のデータだけでなく、業界天気予報やコラム、初心者向けのQ&Aも載っていました。
まとめ
米国株市場が割高感に包まれている中、中国の巨大IT企業の株がとても割安感があったので投資を始めてみました。
リスクもあると思いますし、結果どうなるかわかりませんが、信念強く持ち続けてみたいと思います。
にほんブログ村