アメリカでは今民主党への政権移行が行われようとしています。
民主党が議会を支配するブルーウェーブによってバイデン政権の政策がどんどん実現していく可能性があります。

↑前回の米国株記事では財政出動による金利上昇や増税によるGAFAMへの影響を心配しているという内容をお話ししました。
こうした市場の流れの中で今考えていることを話していこうと思います☆
一時下がるもその後ナズダックは上昇
上院の選挙結果が出された1月6日はGAFAMを中心に高PER株や高PSR株が売られましたが、その後一転木曜日と金曜日はナスダック市場も大きく上昇しました!
影響は無いと考えて今後もハイテク株に投資し続けて良いのでしょうか?
バイデン氏の政策
・法人税の増税
・富裕層へ課税
・株式売却益の課税
一方で
・クリーンエネルギー分野に4年で2兆ドルを投入
・積極的な財政出動
などを実施していこうとしています
ブルーウェーブによって政策が実現されていくのであれば、GAFAMなどのハイテク株には逆風になる可能性は高いです。
バイデン銘柄に乗り移るべきか
ここで問題になってくるのがバイデン政権に移行することによって、投資対象の変更をすべきかということ。
本来長期投資を見通して買っている方も多いと思います。テクノロジーの進歩に賭けてハイテク株に投資していて、政権が変わったからといって10年後20年後の予測が変わってしまうのでしょうか?
バイデン政策に合致する銘柄としてクリーンエネルギー分野が投資界隈では注目されています。
人気が上がってきているETFとしてICLNやQCLNが上げられるかと。
クリーンエネルギー関連の銘柄を集めたETF。アメリカの企業だけでなく世界中の再生可能エネルギー関連の企業に投資することができます。保有銘柄数は現在30です。
リターンを見てみると
年初来 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 |
18.12% | 141.31% | 46.92% | 26.28% | ー2.51% |
昨年のリターンが凄まじいですね。
バイデン候補が勝つことが有力になってきた昨年からの上がりがすごいことになっています。
民主党政権のさらに先を見据える
今投資しているVOOもQQQもVGTも当初は10年先20年先を見据えて投資を開始しました。
政権が移ったり、物事が変わるたびに投資先を変えていたら個別株の短期売買と一緒でリターンを取る難易度が一気に上がってしまいます。
ただ、最近の相場を見る限りそんなことも気にせずハイテク株は上がり続けていくかもしれませんし…難しいところです。
まとめ
バイデン政権に移行することで恩恵を得ることができる分野、企業があることは間違いなく事実なので、今後投資方針をどうしていくか考えてみようと思います。
ただ、クリーンエネルギーETFのICLNも機械的に銘柄を決めているわけでは無いので、個別株のように売却するタイミングを考えなくてはなりません。その難しさと比較して投資する価値があると判断すれば投資するかもしれません。
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