前回の記事ではマイクロソフトの初代CEOビル・ゲイツについて紹介しました。この記事も合わせてどうぞ!!

そして今回は、2代目CEOスティーブ・バルマーの時代のマイクロソフトの変遷をお話していきます!!
スティーブ・バルマーがCEOを務めた時代はマイクロソフトが低迷したと言われていました。2000年~2014年の株価を見てみると、確かに横ばいで経過しているんです。
低迷したと言われた理由は株価だけではなく、Appleがスマホ事業で急成長したことで注目がそちらに向いてしまったことも重なっていると言われています。
しかし、業績が悪かったのかというと、そうではありませんでした。当時の売上高を見てみると…。
こんな感じで概ね成長を続けていました。
実は低迷していたわけではなく、むしろ今の成長を見越した成長のための期間だったように思えます!
後に出てくる「One Microsoft」という組織改編がマイクロソフトを生まれ変わらせることになります!!
2代目CEO スティーブ・バルマー
「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を最大限に引き出すための支援をすること」を目標としていた。<DIAMOND onlineより引用>
・2000年:Windows 2000 (英語版) 全世界で発売開始、次世代のインターネットサービスのための .NET 戦略を発表
・2001年:Office XP 発売 (米国)、Windows XP 発売 (米国)
・2012年:Windows 8 と Surface を発売 (米国)
・2013年:より迅速かつ効率的にイノベーションを実現するため、「One Microsoft」組織改編 (米国)
<Microsoftホームページより引用>
このように、ビルゲイツが作り上げてきたものを引き継ぎ、WindowsやOffice、Surfaceなどを世の中に広めてきました。
そして私が思うスティーブ・バルマーの1番の功績だと思っているのが「One Microsoft」です!!
米Microsoftは7月11日(現地時間)、事業部門の見直しを含む大規模な組織再編を発表した。「One Strategy、One Microsoft」という目標を掲げ、企業として全体が1つの戦略に向かう組織を目指す。
同社はこれまで製品に基づいて事業部門をグループ化していたが、グループ間の隔たりが生じていた上にマーケティングや人事といった機能が社内に分散していた。新体制では「エンジニアリング」「マーケティング」「人事」「COO」といった”機能”を軸にした組織にまとめることで、社内連携を強化し、一丸となって基本戦略を効果的に遂行できるようにする。
<livedoor NEWSより引用>
クラウドやAIが推し進められる新たな時代に向かって成長を遂げるために大規模な改革を起こしました!!企業を改革するって簡単なことじゃないと思います。ましてや時価総額ランキングトップ争いをしている大企業が!!
ここからマイクロソフトの逆転劇が始まります!!このマイクロソフト改革を3代目CEOサティア・ナデラが引き継ぎ、さらに会社を変えていくことになります!!
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