昨年は新型コロナウイルスの流行によりデジタル化が進展するなど、社会の急激な変化によってハイテク銘柄中心に暴騰する銘柄が多くありました。
電気自動車へのシフトや期待によりテスラ(TSLA)の株は1年で約8倍にもなりました!
リモートワークなどの需要によりZoomやDocuSignなどSaaS銘柄も急成長しました!
ここまでグロース株が次々と上がっていくとつい何も考えずに乗っかりたくもなりますが、慎重にならないといけません。
生存者バイアスにかかってしまっているかもしれません!!
SNSなどで持っている銘柄の急上昇の報告を見ると焦ったり、自分のポートフォリオのパフォーマンスが不安になったりします。
しかしそれは生存者バイアスがかかっています!!
人間は都合が良い情報のみを掻い摘んで見てしまう面があるため、急上昇している銘柄ばかり見てしまいます。
その急上昇している銘柄の裏には衰退して消えていった銘柄が多くあることを忘れてはいけません!!
GAFAMは今でこそ素晴らしい企業として評価を受け、時価総額にも反映されていますがその株の壮大なパフォーマンスに預かるためには早くから投資していた必要があります。
しかし時価総額が小さい時からその企業の将来性を見抜ける確率はかなり低いはずです。
近年様々な革新的な技術、アイディアを持った企業が続々とIPOしています。
見ているとどれも素晴らしい企業に見えてきて将来GAFAMのような巨大企業に成長するんじゃないかといった期待を持ちますが、そうなる確率は思っているよりもずっと低いです…。
いつ新たな競争相手が出てきて追い越されるかわかりませんし、さらに革新的なアイディアを持った企業に淘汰されてしまうかもしれません!
過去にも注目されてきた銘柄があるはずですが、時価総額ランキングが頻繁に入れ替わっているのを見ると成長し続ける企業を見抜くのは至難の技です。
時価総額の比較
平成元年 1位:NTT、2位:日本興業銀行、3位:住友銀行
平成30年 1位:Apple、2位Amazon.com、3位Alphabet(Google)
世の中変わっていきますね!
QQQがここ1年で約86%上がっているのを考えると、それで満足すべきで個別株に挑戦するのはリスクがかなり高い気がします。
激動の時代だからこそ、生存者バイアスに注意して慎重に投資を続けていきたいですね!!
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