最近、ネット証券の口座開設数が短期でグッと伸びてきています!また、個人投資家も増えてきており、投資がブームになりつつあるようです!!
若者も投資に挑戦する人が多くなってきているようですよ♪今回は、そんな「投資ブーム」についてお話していこうと思います!!
投資ブームの背景
投資ブームのきっかけは、「コロナウイルス」です!!
コロナウイルスの影響で一時的に株価は下落しましたが、思ったよりも早く株価が回復してきていることで、株式に対する安心感が増して投資に人気が集まっているとも言われています。
仕事が激減して、今後の生活に不安を抱える人が多くなり、将来の生活資金のために投資を選ぶ人が多くなっているようです。少子高齢化に伴い、将来の年金にも期待ができず、若い世代ほど老後の資金を心配する声があります。
また、緊急事態宣言などで出かけることも少なくなり、投資に回す余裕資金ができていることも投資が人気になっている理由の1つと考えられます!
以前は、日本では投資家は比較的年齢層が高めでした。しかし、インターネットで簡単に投資ができるようになったことや、ポイント投資なども可能で少額から投資ができる環境が整ったことで若い人も気軽に投資することができるようになっています♪
ネット証券の勢いがすごい!
こちらの証券総合口座数の各社推移のグラフを見てください!
〈楽天証券会社プレリリースより引用〉
対面証券会社である、野村證券、SMBC日興証券、大和證券の口座数はここ5年では横ばいで推移しています。
一方、ネット証券であるSBI証券は約350万口座→約550万口座となり約57%増、楽天証券に関しては約200万口座→約500万口座となり約250%増となっています!
若い投資家が増えている!?
こちらのグラフをご覧ください!
左は2019年1月~12月にSBI証券に新規口座開設した人の株式投資経験有無の割合です。なんと、新規口座開設の83.9%が投資未経験者なんです!!
右は2019年12月末における顧客口座属性です。20代、30代で約30%を占めていることが分かります。若い世代にも投資が浸透してきています♪
〈楽天証券会社プレリリースより引用〉
こちらの表は楽天証券でのデータです。2020年では20代、30代で約65%を占めていることになります!!2016年では約50%ですから、4年で10%も若年層が増えたことになります。
初心者の割合も、6割だったのが7割に増えていますね!
これらのことから、最初のグラフのネット証券がグッと口座数を伸ばしているのは投資初心者の若年層が口座を作ったためだと思われます!!
アメリカではロビンフッドで投資家が急増!
ロビンフッドって知っていますか?これは投資アプリで、手数料無料というサービスがうけて若い世代で話題となり、ロビンフッダーが急増しているんです!!
2020年5月にはユーザーが1300人を超えています!!
投資経験の少ない人をターゲットにしているので、投資の知識がなくてもシンプルな構成になっていることで気軽に投資ができるようです。
初めて株を購入するとデジタル紙吹雪が舞ったり、友達を招待するとギフトボックスで無料で株がもらえ、スクラッチをすると何の銘柄がもらえたのかが分かるなど、ゲーム感覚で投資ができるのも若年層に人気になった秘密かもしれません!!
ロビンフットによる株価への影響
2月5日、こんな記事が出ました。
5日午前の米国株式市場で、ゲーム販売のゲームストップ株が再び大幅上昇。株式取引プラットフォームのロビンフッド・マーケッツが、個人投資家の熱狂的な買いを受けて導入した取引制限を解除したことが背景。
米東部時間午前10時15分時点で、ゲームストップは約40%高。米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングスは5.8%高。
ロビンフッドは4日、 ゲームストップやAMCを含む全株の一時取引制限を廃止したと発表した。
ゲームストップ株は個人投資家による熱狂的な取引のきっかけとなり、過去2週間にわたり乱高下していた。〈https://jp.reuters.com/より引用〉
このように、ロビンフッダーは集まれば莫大な人数となるため、みんなで買いや売りを一気にすれば株価は乱高下し、株式市場を混乱させる原因にもなり得ます。
また、投資の知識が浅い投資家が多いため、流行にのって大損をする可能性も高いんです!!
まとめ
データや世の中の情勢からみても投資が注目されていることが分かりますよね!経済が回るという意味では良い傾向かと思います。
ただ、ゲーム感覚で投資をすることにはリスクがあるということを理解して欲しいなとは思います!
本当に資金形成をしたいなら、最低限の知識を持って堅実に投資をすることをおすすめします!!
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