米国株

金利を見てもまだ買い時と言える【株式益利回りと債券利回り】

株式市場は今バブルだと指摘する声があります。常に毎年のように言われていることなので気にせず積み立てていくべきだと思いますが、自分なりのバブルの基準は持っておくべきだと思います。

冷静に、客観的に見ることでバブルと言われても落ち着いて株を買っていくことができます。

現在の米国ハイテク株はバブルではない【過去のバブル事例を見る】コロナショック後の金融緩和から米国株式市場は大きく上昇し、バブルを指摘する声も聞こえるようになりました。 特にコロナで業績のマイナ...

↑この記事の続きを今回はお話ししていこうと思います。

米国10年債利回りから考える

株式市場の行方を決める物の一つに債券の利回りがあります。

債券の利回りが高くなれば相対的に株の価値が薄れ下落にもつながり、利回りが低くなれば相対的に株の価値が高くなるので株式市場に資金が流入します。

投資家は将来の期待利回りに対して割安な投資対象に投資しようと考えるためです。

また、金利株式のPERは深い関係性があります。

PERは株価を1株あたりの純利益(EPS)で割ったものです。

これの逆数で株式益利回りというものがあります。
株式益利回り=1株あたり純利益(EPS)÷株価
=1÷PER

PERが10倍なら株式益利回りは10%、20倍なら5%となります。PERが低いほど将来の期待利回りが高いのがわかると思います。

これと債券の利回りを比べて株式益利回りが高いと考えるから、低金利の環境では株式に資金が集まります。現在の米国10年債利回りは1%台ですから、多少リスクはあっても株式に投資したくなる水準ですよね。

インフレ率を考慮すれば債券の利回りはもっと低くなります。(現在はマイナス)

さて、歴史的に見れば現在は低金利です。方向性としても金利が低くなっている様子がわかると思います。

ドットコムバブル時はどうでしょうか。4%〜7%の金利です。現在とは水準が大きく違いますね。

それなのにナスダック総合指数がPER70倍まで膨れ上がっているので驚きです。それでも最後はFRBによる利上げが暴落へと影響していますから、金利には常に注意が必要です。

時価総額1位のアップルのPER

現在時価総額1位のアップルのPERを見てみましょう。

このグラフは2010年からの推移です。アップルと言えばかなり高成長を続けるグロース株というイメージがありますが、PERは極めて健全な域を辿ってきました。
※PERは小数点第2位を四捨五入。それぞれの年の年末株価をもとにグラフを作っています。参考程度でお願いします。

これだけ株価が上がっていてもPERが適正範囲と言える領域を辿っていますから、ハイテク企業のEPS成長は凄まじいものがありますね。

ドットコムバブル時のようにPER100倍超え!なんてことにはなっていません。むしろ割安とさえ個人的には思います

自動運転車に参入するニュースが最近流れましたよね。それを考えるとまだまだ新たな製品を生み出し、利益が増えていきそうです。今後もハイテク企業が他の業種のシェアを奪う傾向は続くと思います。

ここ最近はコロナショック後の金融緩和から、コロナに影響がなかったハイテクセクターに資金が大きく入りやや割高に見えますが、現在の金利を考慮すれば異常(バブル)とは言えないと思います。

今のハイテクセクターは実際に高収益があり、今後もAIや5G、IOTの発展など利益が伸びる要素が多くあります。

現在は暴落があっても安心な場面

コロナショックによる景気悪化を抑えるため、米国では大規模な金融緩和が行われました。

失業率の回復など景気回復が見られるまでは今後も米国政府、FRBは対策を打ってくると思います。

格差の拡大に繋がるような緩和策も目をつぶり、今は失業者や生活に困窮している人たちを救おうとする場面です。米国株式市場が暴落する場面があればなんとしてでも安定化を測るはずです。

そういった意味で今は安心して米国株を買っていける場面だと思います。あまり警戒しすぎても機会損失に繋がると思います。

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まとめ

今後は米民主党による財政出動や景気回復局面で金利上昇に繋がる要素が次々と出てきそうです。短期的には高PERのハイテク株が暴落する場面もあるかもしれません。
しかしバリュー株が調子を戻すことはあっても一時的な局面だけだろうと予想しています。
長期的な目線で見ればハイテク株はまだまだ買える水準。AI技術の進展などを十分に織り込めていないと思います。

※投資は自己責任でお願いします。

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